タスマニア滞在5日目。
16日間の心理学NLPマスターコース4日目。
昨晩は
夜半から暴風雨になり、すさまじい風が吹き荒れました。
その影響で、明け方から停電。
温水器が止まってシャワーは出ず、
湯を沸かすことも、暖房をつけることもできません。
9時すぎにトレーナーのジェフが迎えにくると、
「今日は私たちの家でセミナーをします」とのこと。
セミナーハウスのあるエリアも停電しているそうです。
全員がジェフの家に集まり、軽く朝食をとったりして
予定より１時間ほど遅れて午前中のクラスがスタートしました。
まずは、ジェフの奥様のマーニーによる「チャント」のクラス。
マーニーがハワイの古老アンクル・ジョージから教わった
古来からのチャントを皆で唱和しました。
チャントとは、
声によるバイブレーション(波動)が脳に直接働きかけて、
本人と周囲の意識状態(STATE)を変えていきます。
愛と敬意に満ちたチャントを皆で唱えていると
気持ちよく、呼吸のせいかパワフルになってきます。
1時間ほどして休憩の後、
2つ目のワークは、プラクティショナーコースのレビュー。
今日はオーストラリア人のガリーが講師で「リフレーミング」について。
「リフレーミング」は問題自体を取り除くのではなく、
問題の枠組み（状況や意味）を変えることです。
意図と行動を分けるエクササイズとして
「6ステップ・リフレーミング」を復習しました。
12時すぎに、近くのレストランでランチ。
午後は13時すぎからNLPマスターコース4日目。
引き続き「価値観」がテーマです。
・「存在のレベル」クレア・グレーヴス・モデルのレクチャー
途中、すっかり空が晴れてきたので
15時すぎから１時間半ほど皆でドライブ＆散歩へ。
海に突き出た岬の中ほどに「Blowhole」という
海からつながっている穴があり、潮が中まで入ってきます。
海岸線は切り立った崖になっており、中には５０メートルほどの高さで
深く切れ込んでいる「Devil’s Kitchen」と呼ばれる絶壁もあります。
ずっと屋内に居たので、新鮮な海の風と緑の中を歩き
大いにリフレッシュしました。
今日、最もインスパイアされたのは、
なんといっても「存在のレベル」のモデルです。
このモデルは人類の進化・発展を洞察した
これまでにないものであり、
このモデルを用いると、
世界の各地域における問題がなぜ起きているのか、
次にどこに向かうのか、などの課題が明確になります。
また個人向けのアセスメントもあるので、
たとえば、私自身が今どこに居て、どこに向かっているのか、
どんな価値観がテーマになっているか、ということが分かり
非常に考えさせられました。
20時すぎからの夕食は、
昼と同じレストランで鹿肉の串焼き、サラダ、ご飯。
しょう油が用意されていて肉とマッチしました♪
デザートのアップルクランブルがすごい量！(笑)
食後にジェフの奥様・マーニーと皆で卓を囲んで、
1976年に彼女が離婚した後、新しい世界モデルを模索し、
人とワークし始め、まず自分を大切にして、
人を尊重することを学んでいった話を聞きました。
彼女の32年間の学びを
惜しげもなくシェアしてくれている今回のコース、
本当に贅沢でありがたいことだと思いました。
心から、感謝です。
”Ｉ’ｍ ｓo ｉnspired ｂy ｙou ａll！”
全てのひとにとって一番よいことが起きますように。