タスマニア滞在4日目。
16日間のコミュニケーション心理学NLPマスターコース3日目。
午前中はまず「TAIーCHI（太極拳）」の50分クラス。
オーストラリア人のティーチャー・ジョンのリードで
基本のポーズから軸足を左右に移して
いくつかのムーブメントを学びました。
ジョンはジェフとマーニーが
最初にNLPコースを実施した時からの受講者で
NLPマスタープラクティショナーでもあります。
なぜ心理学NLPのコースで、オプションとはいえ太極拳があるのか？
という問いに対しては「やってみるとその関連性に気付く」
ということで、まずはトライ！です。
最後は、ジョンが36の型全てをデモンストレーション。
静かに、流れるような、しかも明確で力強い動きに
すっかり目を奪われ、トランス(催眠)状態になりました。(笑)
素晴らしい身体の動き、芸術的でした。
休憩の後、
2つ目のワークは、プラクティショナーコースのレビュー。
今日はジェフが講師で「メタ・モデル」について。
「メタ・モデル」とは言語のモデルであり、
人とコミュニケーションする際に、
相手が経験したことの意味を明確にしたり、
歪曲・削除・一般化されたプロセスから
情報や可能性を引き出すことを可能にします。
たくさんのモデルがある中で、今日は
「可能性・必要性の助動詞」を用いて一般化された表現に対して
削除された情報を取り戻したり、選択肢を増やすエクササイズを
復習しました。
ジェフの語りかけや例示は
いつもながらですが、とても分かりやすくユーモアに溢れていて
感心するとともに、安心してリラックスしながら
学びが深まる感覚がありました。
12時すぎにダイニングハウスでランチをとって
13時すぎにセミナーハウスへ。
3日目は、昨日から扱っている「価値観」がテーマ。
・「等価の複合観念」のレクチャーとエクササイズ
・「ＷＨＹ？問いかけ」のエクササイズとレクチャー
・「ＶＡＬＵＥＳ(価値観)の順序」のレクチャーとエクササイズ
・「存在のレベル」クレア・グレーヴス・モデルのレクチャー
「価値観」とは、
私たちが何かに対して否定的または肯定的だと思う体験の質です。
もし何かを高く評価したなら、
低く評価したものよりも優先順位が高くなるでしょう。
自分の価値観を認識していないと、
認識している場合よりも少ない選択肢しか経験しないために
「達成感がない、満たされない」と感じることが多いということになります。
もしあなたが自分の価値観が何であるかを明確にすると、
より多くの選択肢を持つことになり、
これまでよりもさらに自分が満たされるような結果につながる選択を
することが可能になります。
このように、価値観はコーチングを職業とする人だけではなく、
人と接する人、つまり全ての人にとって大きな意味を持ちます。
哲学博士クレア・グレーヴスによる「存在のレベル」のモデルは
異なる存在状態（レベル）を経ていく人間の発展・進化を整理しており、
自分が現在いるレベルだけでなく、その一つ先のレベルや、
別のレベルで起きることを説明しています。
もともとは8つのレベルまででしたが、
現在は11のレベルとして表されており、
非常に有用なフレームワークでしょう。
ぜひ日本に戻ったらクライアントさんとのコーチングの際に
活用してみたいものです。
20時すぎからの夕食は、
タスマニアサーモンのホイル包み焼き、サラダ、ご飯。
サーモンが美味しかったです♪
今日は一日中、風がとても強く
私にとっては
考え方や人生の「シフト」を象徴していたような気がしました。
タスマニアでのマスターコースに来て良かった。。
新しいレベルでの学びと、
人生における新たなステップに足を踏み入れていることへの
ワクワク感を日毎に実感しています。
心から、感謝です。
”Ｉ’ｍ ｓo ｉnspired ｂy ｙou ａll！”
全てのひとにとって一番よいことが起きますように。
