【ヤル気が起きないときに効くシンプルな方法】それは、グズグズすること!

あなたは、ヤル気が起きないときに、どうしますか?

「ヤル気が起きないときは、グズグズしていい」
というメソッドをご存じでしょうか?

とくに、就職や転居、結婚、離婚など、
人生の中で大きなインパクトのあることには
この法則があてはまります。

この記事では「グズグズしてもいい」という
「決断のウソ」を紹介しますね。

シアトルから始まる、驚きのストーリー!

2011年6月のことですが、
7日間ほど、米シアトルに行ってきました。

目的は「キャリア・アンカー」の開発者であり、
近年は「Helping(支援学)」を提唱されている
エドガー・シャイン教授に会うことでした。

さらに、シアトルは
「ソース(SOURCE)」プログラムの発祥の地でもあります。

ソースとは「水源・源」のこと。
あなたの行動意欲の源になるワクワク感を明確にして、
さらに活性化させようというのが、ソースのプログラムです。

シアトルというのは、もともと
航空機メーカーのボーイング社が
本拠にしていることから栄えた町です。

日本でいうと、日立市や豊田市のように、
大企業が街の経済を左右するような場所と
想像してもらうといいですね。

一生懸命の努力が、報われない時もある

1971年に
航空機メーカーのボーイング社が
従業員を大量解雇して
工場のあるシアトル一帯が
大不況に見舞われたとき、

当時会社員だったマイク・マクマナス氏は、
それまで懸命に働いていたにも関わらず、
失業してしまったそうです。

仕事をしていて
自分の努力が報われないと、
当然のことながらヤル気が落ちますよね。

日本でも
リーマンショックなどで
経済の状況が大きく変わりました。

昭和の高度成長期と違って、
休日出勤や長時間労働をしても
会社の業績が思うように上がらず、
給料も増えない現象が起きています。

彼の再就職がうまくいかなかったのはなぜか?

そんな中、失業したマイク氏は、
収入も貯金もなくなって気落ちしながらも、
自分を奮い立たせて就職活動をするのですが、
なぜか面接の場でうまくいかず、
結果としてどの面接も失敗してしまいます。

自分の考えをきちんと述べられず、
人生設計について質問されても
はっきりと答えられなかったそうです。

しかし、同時に
「好きでもない仕事が得られなかったこと」
に対して、不思議な安堵感があったといいます。

「再就職しなければ」と焦っていましたが、
心のどこかでは抵抗感があり、口にはしませんでしたが、
実は失業生活を楽しんでいる部分があったのです。

忙しく仕事に追われている時にはできなかった、
じっくり考え事をしたり、庭仕事をしたり、家族や子どもと
一緒に長い時間を過ごしたりするのが楽しかったのです。

自分の望む地点に向かうためのシンプルな方法とは?

そこでマイク氏が気付いたこと。

それは、
「自分が心から夢中になっていることを見つけ、それを実行する」
というシンプルな方法でした。

彼の潜在意識は、
じつは最初から答えを知っていました。

意欲を感じられないような仕事に就くために、
シアトル市内をかけずり回って面接を受けることはベストでない、
と知っていたのです。

あなたにも、ヤル気が起きない時の経験ありませんか?

私・青葉航にも同じような体験がありました。

2004年2月末に9年間の会社生活を辞めた後、
3月・4月・5月の3ヶ月間にわたって、
「あえて働かない」という期間を設定して、
次の道を模索していました。

まず最初の1ヶ月は、
仕事生活の整理と、退職後の挨拶回りで
追われてしまいました。

そこで、次の1ヶ月は、
ヨーロッパ7ヶ国へ
バックパッカー旅行に出かけたのです。

そして最後の1ヶ月で、
迷いながらも転職活動をしてみたのですが、
見事に、マイク氏と同じような状態になりました。

周囲の助言により、
外資系の会社への転職の可能性を探るため
紹介会社に登録して、候補先の会社を紹介されるのですが、
面接に行く気がぜんぜん起きないのです。

「こんなに自分はダメダメ人間だったのか?」
というくらい、当日の朝になると、
気が重くなって、キャンセルしてしまうのです。

ウソのような不思議なオファーから、独立を決意

結局、結論が出ないままグズグズと模索し続けて
予定していた3ヶ月が過ぎようとしていました。

最終的に、肩を押してくれたのは、
最後の最後、前から予定していたハワイ旅行を
5月の最終週にした際のこと。

それは、以前のクライアントだった
飲食オーナー夫妻からの仕事のオファーでした。

仕事の道が見つからないまま、でも
ハワイの風光を楽しみ、充実した旅行の途中で、
まさに5月31日の深夜、6月1日に変わる瞬間に
魔法のようなことが起きました。

最初は、東京の店舗の管理者としてのオファーを頂いたのです。
思いがけない依頼に、信頼くださることに感激して
涙が出そうになりました。

とても有り難いお話ではあったのですが、それだと再び
いわゆる会社組織に戻る形になり、辞めた意味がなくなります。

逆に、コンサルタントとして店長たちの自立をサポートする提案をし、
結果として月額10万円の仕事を頂いた時に、心が決まりました。

月10万円では、正直やっていけないのですが、
その時は、不思議にすんなり決断できました。

グズグズしながらも、「自分で独立してやっていく」ことを
心が望んでいたからこそ、引き寄せが起きたのだと思います。

決断のウソ「ヤル気が起きないときは、グズグズしていい」

後にマイク氏が
自らの経験をもとに開発したソース・プログラムでは、

【ヤル気のウソ】ヤル気が起きないときには、グズグズしてかまわない
と、「早く、早く」と急がせる風潮に対して異を唱えます。

どうにも気が乗らなくて決断を先に延ばしたくなるときは、
潜在意識が情報処理をしている最中だからです。

パソコンの画面がフリーズしても、パソコン本体は
情報処理で動き続けている場合がありますよね。

さっさと決断したり、行動できないからといって
自分を責めるのはやめようと言っているのです。

周りから「グズグズしている」と
非難されても焦ることはありません。

心の準備ができていなかったり、
自分の気持ちがハッキリしない時に、
無理にやらせようとする外からのプレッシャーに負けて、
マイペースを崩す必要はない、ということです。

とくに、
就職や転居、結婚、離婚など、
人生の中で大きなインパクトのあることには
この法則があてはまるように思います。

卒業して新たなステージに向かう兆しかもしれません

どんなに美味しい食事でも、いつかは満腹になります。
楽しんでいた仕事も、ある時期を過ぎると
飽きてきたり、ウンザリすることもあるでしょう。

あなたにも、それまで好きだった、楽しかったことが
急に色あせたり、ウンザリした体験がありませんか?

それはもしかすると、今のステージを卒業して、
次の新たなステージに移ることを促している
「兆し」かもしれませんね。

あなたは、ヤル気が起きないときに、どうしますか?

じつは、あなたは
その答えを、すでに知っている
のではありませんか?

もしくは、

答えを出すために、もう少し、
グズグズしてもいいのかもしれません。

→答えや気付いたこと、メルマガの感想などを
以下の投稿フォームからお寄せください!ご紹介させて頂きます♪
https://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P47467349

■関連のオススメ本&映画

★『ソース ~あなたの人生の源はワクワクすることにある~』
マイク・マクマナス著

私たちが無意識に信じ込んでいる社会常識を違う観点から問い直し、
自らの「ワクワク感」を棚卸し、自分軸で生きていくことを
提案しています。コーチングや心理学の要素をうまくミックスしつつ、
難しい用語がぜんぜん出てこないので、とても読みやすいです。

★『ザ・キッド』(映画)
ブルース・ウィリス主演、ジョン・タートルターブ監督

イメージコンサルタントとして成功を収めつつも、忙しい日々を送る
主人公の前に、ある日突然9歳の頃の自分だと名乗る少年が現れる。
少年との交流の中から、自分が子供のころの夢を何一つ叶えてない
ことに気づいてゆく主人公。少年の日の自分と向かい合うことで、
忘れていた本当の自分を取り戻すという、大人のためのファンタジー。

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