ちょうど10年前の39才の時に東日本震災が起き、
当時は渋谷区の代々木上原で独り暮らしをしていて
ものすごく揺さぶられました。
「これから、どうなるのか?」
「対人支援とか研修みたいなことは、暫くお休みか?」
「これから、何を大事にしたいのか?」
結果的に、仕事に対する心配は、杞憂に終わりました。
震災の一週間後であっても、
向上したい、学びたい、という受講者さんが現れ、
東北でも仙台を中心に
本当にやりたいことを仕事として追求したい
という人たちに数多く出会い、逆に励まされました。
「環境を前向きにとらえて、常に自分らしく生きる」
「過去や現在にとらわれず、未来を目指す」
自分でもそうありたいと思っていたはずなのに
想定外の事態に直面すると、気持ちが揺らぐのだ
と痛感させられました。
また、20代30代をとにかく欲張りに
仕事も学びも遊びも・・・と忙しくしまくった結果、
おろそかになってしまった両親やパートナーとの絆を
あらためて大事にしたい、と思いました。
そこで「とにかく沢山稼いで、沢山使う」という
出入りの激しいワーク&ライフスタイルを改め、
・大事なことに集中して、あとはシンプルに!
・幸せを「福・寿・禄・官・印」の五徳に分け、
目指したい配分を考える。過剰にならない。
福=人間関係・家族
寿=健康・遊び
禄=お金・資産
官=仕事・名誉
印=学び・知性
社会人になって以来、
ずっと起業支援を続けて25年になりますが
起業とは「手段」であって、目指す「目的」は
経済的にも精神的にも
「自由・自立・自律」している状態
なのだ、と分かってきました。
そして、同じ会社、同じメンバー、同じ場所だけに
縛り付けられるのではなく、
「選択肢がドンドン拡大する」状態になることだ、と。
おかげさまで、
投資会社4年、ブランディング3年、コンサル2年の後、
個人の能力開発、人材育成が17年となり、
複数の事業や業界を経験した結果、
一人で何役もこなす「複業」の形態になりました。
平均して年間1,000人、のべ2万1千人とお仕事をさせて頂き、
悩みながらも数多くの人とワークしてきました。
プライベートでは2度の離婚、3度の結婚。
転居は15回、45才から再度の育児と、毎日が冒険の旅です。
平均して年間1,000人、のべ2万1千人とお仕事をさせて頂き、
悩みながらも数多くの人とワークしてきました。
朝から晩まで声を出しているせいか、体質改善のせいか、
ずっと体脂肪8~9%、体内年齢はマイナス15年で34才。
いつも言ってますが、「起業」とは
あなたというオリジナルな個人の業(ぎょう・ごう)に
スイッチを入れること(起動すること)、だと思っています。
自分以外の誰かを手伝うのではなく
人生のエンジンに、火を点けること。
外洋に向かって、漕ぎ出すこと。
本当の山に、登り始めること。
自分の畑に種をまき、水をやり、育てること。
これまでに4千人を超える経営者とお会いし、
多くの会社を見てきました。
何かを「始めること」は、じつは割と簡単です。
しかし、「続けること」の方が難しいと思います。
どうやって繰り返しやってくる波を乗り越えて、
自分らしさ・自分軸をキープし続けるか
が大事だと思うのです。
人の人生話を聞いて問題解決を手伝うのが快感で
変人・変態の領域にきてますので(笑)
さらに「シンプルで本質的な起業準備メソッド」を
探求していきたいと思います。
昨年からのコロナショックは、
10年前の震災とはまた違った意味でインパクトが大きいですが、
必ず新しいステージが来ます!
今は、粛々と準備をするべき時です。
昨年から目立って増えているのが、
・移住・多拠点居住を目指す相談
・早期退職後の起業・複業準備
・育児しながらの起業・複業準備
・夫婦・家族との協業で事業立ち上げ
・ネットからの売上に移行する準備
上記からも、新しい流れが見えてきますね。
引き続き、どうぞお付き合いのほどを~!
※写真は、青梅市の古民家懐石「井中居」にて。
誕生日は、ゆったり2時間ほどランチをして、奥多摩の温泉に入り、
夜は妻子3人でプチカラオケ。とても幸せな一日でした。