恒例の両親&叔母と4人での春登山2日目。
今日は四国第二の峰・剣山から下山し、
明日にそなえて石鎚山の麓に移動しました。
低気圧は四国から去ったものの、
早朝の山上約2千メートルは霧に包まれています。
9時前に剣山頂上ヒュッテを出発。
修験道の岩場経由のルートで下山。
途中のお花畑には
高山植物「シコクフウロ」の群落があって、
開花の時期には、さぞや見事であろうと思われます。
コースタイムの半分ほどの時間で登山口の見ノ越に到着。
ここからは駐車してあったレンタカーで、
石鎚山の麓を目指します。
途中、奥祖谷の深い渓谷に架かる
「二重かずら橋」に寄りました。
男橋と女橋の2本が架かっているために
「二重」と称しているのですね。
今は安全のため中に鉄索を通してありますが、
太い「かずら」を編んで
川を渡している様子は迫力満点です。
下流にある観光用のかずら橋も通りましたが、
深山幽谷に架かる姿は、奥祖谷のほうが断然オススメです。
有名な大歩危・小歩危の流れも脇に見ながら、
徳島の祖谷(いや)の谷を抜けます。
途中、深い谷のかなり上の方まで家のある
集落をいくつも通り過ぎました。
今でこそ、車がありますが、昔は歩いて上ったと思います。
田んぼや畑も山の急斜面にあって、感嘆。。
麓に下りてからは、高速に乗って愛媛県へ。
石鎚山の登山口にある旅館には16時半すぎに到着しました。
すぐに温泉に浸かって、
18時から夕食の後は19時半すぎに就寝。
「歩いて風呂に入って、食べて寝て」という
頭が空っぽになるような幸せな毎日を過ごしています。