ハワイでのドラムサークル・ファシリテーター研修2日目。虹に感激。

ハワイ(オアフ島)3日目。

ドラムサークルの父と呼ばれるアーサー・ハル氏主催の
ドラムサークル・ファシリテーター研修6日間のうち2日目。

オアフ島の北(ノース)にあるキャンプ・モクレイアの
宿舎の二人部屋は、韓国人のSONG(ソン)と同室。
ラッキーなことに、
海に面した2階のオーシャンビューの部屋になりました♪
部屋から、朝陽に輝く海が見れます。

朝食の後、9時半~12時まで
ドラムサークルのファシリテーションに関する具体的なワークが始まりました。

サークルの参加者とアイコンタクトをするワークなど、
基本的なレベルからレクチャーとワークが行われます。

サークルの中心に立った際、
二列目の参加者とアイコンタクトをしている私。

レクチャーでは、
「Triplicity」の概念がよく使われます。

これは
あるコンセプトを3つの要素に分けて説明するもので
アーサーの独特のモデルとして特徴的です。

写真はアーサーとメンターのキャメロン、ビリーが
3人で手を合わせてバランスを取っている様子。
「Triplicity」のモデルを視覚的・身体感覚的に説明しています。

ちなみにアーサーは
カリフォルニア大学サンタ・クルーズ校で
学生に長年ドラムサークルを教えていたのですが、
その時に近くに居たのが
NLP(神経言語プログラミング)の創始者ジョン・グリンダー。

アーサーが教えるドラムサークルの理論は
「アーサリアン(アーサー派?)DC」と呼ばれ、
その説明の語彙には
たくさんのNLP用語が混じっています。

NLPでポピュラーな
3つの要素といえば「VAK」ですね。

・Visual(視覚)
・Auditory(聴覚)
・Kinesthetic(身体感覚)

私はドラムサークルを行うことにより、
圧倒的に視覚優先だったのが
聴覚の要素が伸展してきて、
日常の音楽を聴いていてもベースドラムの音が
気になるようになってきたことが面白く感じます。

ドラムからは振動も放たれているので、
目で見て、耳で聴いて、身体で感じて・・・
というように、
VAKの感覚を研ぎ澄ますトレーニングにも活用できます。

なので近いうちに、NLPの文脈で
ドラムサークルを楽しむワークショップを
開催したいと思っています。

キャンプ場の先にあるファイアプレースのサークルは
午前中は林の木の陰がちょうどよく重なって
野外でのレクチャーを気持ちよく受けることができます。

すっかり上機嫌な私。(笑)

12時からのランチの後、
13時半からの午後のセッションは
ファシリテーターのIntention(意図)に関するもの。

メンターをリーダーとしてグループに分かれ、
課題として用意してきた
Mission Statementなどをシェアします。

今回は参加者の数に対し、メンターが多いため
一人のメンターが2~3人をサポートするという贅沢な体制です。

私にはアメリカ人のララことLaurieがついてくれました。
ララはもう一人、
オーストラリア人のベックもサポートする役割。

毎日16~18時までの間は
オープンな時間となっていて
参加者による自由参加のミニワークショップが開かれます。

初日の今日は、「何を行うか」を
参加者がそれぞれ持ち寄って時間割を決めました。

ミニワークショップを開く参加者は
プレゼンをして内容を説明します。

18時からの夕食の時、
私からアーサーに日本からのお土産をプレゼント。

サムライの甲冑姿のミニチュアです。
最近、居合いを習っていると聞いたので、ピンときました。

アーサーはけっこう日本が好きみたいで、
話の中にもよく日本の話題が出てきます。

「日本人は何で写真とるときにVサインするんだ?」
と言いながら二人でVサイン。(笑)

夕食後、東の空に虹が!

2年前にハワイに来たときも
毎日、虹が出て祝福を感じました。

虹はまさに私のミッションのシンボルとして
「人と人をつなぐ架け橋」
「多彩さ、多様性」
「調和、ハーモニー」
を表しているように感じ、大好きです。

とくに今日の虹は
明るい空と白い雲、
夕暮れの暗くなりつつある海の間にあって
神秘的でスピリチュアルなものを感じました。

19時半~21時半の夜のセッションは
「Musicality(音楽性)」に関するもの。

火の前、サークルの真ん中に様々なパーカッションが並べられ、
参加者がどんどん演奏する楽器を替えていく、
というエクササイズがありました。

「ドラムサークル」という名称だけだと
初めての人は「ドラムを叩く騒々しい集団」
というイメージを持つかもしれません。

しかし実際は
「低音・中音・高音のドラム」
に加えて、

「ウッド・ベル・シェイカー」
の6種類の音を用いて

非常に音楽性の高い
アンサンブルを創りだすことができます。

最終的に目指しているのは
「パーカッションによるオーケストラ」
と言ってもいいと思います。

世界中から集まった参加者が、
1~2時間の間に一体感を創り上げ、
オーケストラのような美しいハーモニーを奏でる
ということができたら、それは最高だと思うのです。

アーサーの
ドラムサークル・ファシリテーションのモデルの中に
「Teaching Without Teaching(教えずして教える)」
という概念があります。

私自身もそうでしたが、これまで
「音楽=難しいもの、技術の必要なもの、特別な人がするもの」
という誤った思い込みがあったかもしれません。

本来、人が持っている
リズム感、音感、一体感を
いかにして引き出し、
実感することができるようにするかが
ファシリテーターの腕の見せどころ。

そのためには、私自身も
さらに音楽に関する体験を増やしていく必要がある
と感じました。

1日のセッションを終えて22時を過ぎると、
ハワイならではのエンドレスな
「Late Night Druming」の時間になります。

火を囲み、「夜中いっぱい、野外で音を出しても良い」という
珍しい、恵まれた環境の中で、
いろいろな学びがあると聞いてきました。

初日の今日は後半に向けて体力を調整するためと
長袖の上着を部屋に置いてきていることもあり、
早めに部屋に戻りました。

いろいろな刺激、学びに満ちた1日が終わり、
風と波の音の聴こえる部屋で眠りにつきました。

恵まれた環境に
心から感謝です♪

”I’m so inspired by you all!”
全てのひとにとって一番よいことが起きますように。

■頂いたコメント:

【terangaさん】
おつかれさまでした
素晴らしい体験をされて、なにより♪
私も「視覚人間」でしたが、
ドラムサークルを始めてから耳が格段によくなりました。
(2008/10/02 16:03)

>好きなことをして、十分な収入があって、周囲も喜ぶ生き方を!

好きなことをして、十分な収入があって、周囲も喜ぶ生き方を!

本当にブロガーさんやアフィリエイターさんのためになる日本一のテーマにしたいと思っていますので、些細なことでも気が付いたのであればご報告いただけると幸いです。ご要望も、バグ報告も喜んで承っております!

日本国内のテーマでナンバー1を目指しております。どうか皆様のお力をお貸しください。よろしくおねがいいたします。

CTR IMG